玉取祭/玉せせり 筥崎宮 2017
開催終了 東エリア

京都の石清水・大分の宇佐とともに日本三大八幡宮の一社に数えられる筥崎宮で毎年、盛大かつ厳重に行われている神事「玉取祭」。別名「玉せせり」といい、全国に知られる九州三大祭の一つです。起源は定かではありませんが、約500年前の室町時代に始まったとされています。
13時の玉洗い式にて祓い清められた陰陽2つの木玉は、東側に約250m離れた場所にある末社玉取恵比須神社に運ばれます。ここで祭典の後、陽の玉は裸に締め込み姿の競り子達手渡され祭典開始となります。
この玉に触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれており、競り子達は勢い水を浴び陽の玉をめぐって激しい争奪戦を繰り広げながら、本宮に向かって競り進みます。
やがて楼門に待つ神職の手に渡され、陰陽2つの玉が再び揃って神前に納まり、めでたく神事は執り納めとなります。
陸側と浜側に分かれた玉の争奪戦は、一年の吉凶を占う意味合いもあり陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれば豊漁といわれています。
【開催日時】2017年1月3日(火) 13:00~14:30くらい
【場 所】玉取恵比須神社~筥崎宮境内
【露 天】約120軒