九州国立博物館特別展「京都 高山寺と明恵上人 -特別公開 鳥獣戯画-」
開催終了 福岡市近郊エリア
「鳥獣人物戯画」全四巻、ついに九州初上陸!
平成21年(2009)から4年間の修復を終えたばかりの国宝「鳥獣人物戯画」全四巻をはじめとする高山寺の名宝を一挙大公開。
「鳥獣人物戯画」は前期・後期に分けて展示替えを行い、各巻約10メートルに及ぶその全貌を九州では初公開します。
前期:10月4日(火)~10月30日(日)
後期:11月1日(火)~11月20日(日)
明恵上人と同時代を生きた人々との親交を語る品々から、稀代の聖僧・明恵上人の実像に迫ります
また期間中は様々な関連イベントが開催されます。詳細は特別展特設ページよりご確認ください。
■高山寺と明恵上人■
秋の紅葉の美しさで知られる高山寺は、奈良時代までさかのぼる歴史をもつ古刹(こさつ)で、鎌倉時代、明恵上人(1173-1232)によって再興されました。新しく宗派を打ち立てたわけではなく、釈迦を信じひたすら仏道修行に励んだ明恵上人は、鎌倉時代の個性豊かな僧侶たちの中でもひときわ異彩を放っていました。高山寺に伝わる数多くの宝物や聖教は、明恵の活躍ぶりとともに、彼を慕う人がどれほどいたかを教えてくれます。明恵の死後八百年近く経ったいまでも高山寺にはその教えが息づいているのです。平成六年(1994)には世界遺産(古都京都の文化財)に登録されました。
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