ミュージカル「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」待望の再演決定!【キャナルシティ劇場】2023年
開催終了 中洲川端エリア
柚希礼音・ソニンのタッグ再び!
ミュージカル「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」待望の再演決定!
2019 年読売演劇大賞優秀作品賞受賞作、日米クリエイター共作のオリジナルミュージカル再演決定!
“自由”と”平等”を求めて戦った女性たちを正面から描き話題となった日米クリエイター共作のオリジナルミュージカル、待望の再演決定!!
2019 年、アメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーによって作られたパワフルなロックサウンド満載の原案をもとに、日本で活躍する板垣恭一をはじめとする豪華クリエイティブチームが集結し初演された日本発のオリジナルミュージカル「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」。
主演の女性の権利を求めて労働争議を率いた実在の女性サラ・バグリー役に柚希礼音、サラとぶつかり合いながらも固い友情を結ぶハリエット・ファーリー役にソニンが続投!
新たなキャストも迎え、“今を生きるあなた”に伝えたい、自由を求め闘った女性達の物語をお届けします。
【ストーリー】
19世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性達が集まり、ファクトリー・ガールズとして働いていた。ガールズたちの寄稿集「ローウェル・オファリング」は自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。
サラ・バグリー(柚希礼音)もそんな一人。彼女は貧しい家族を助ける為、そして自らの自由を得る為に故郷を旅立ってローウェルにやってくる。
ところが、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、そして機械のように働くガールズ。
衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人(春風ひとみ)の管理する寮で、心優しいアビゲイル(実咲凜音)やラーコム夫人の娘ルーシー(清水くるみ)を始めとする仲間たちに出会い、人生を謳歌するマーシャ(平野 綾)の華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして中でも「ローウェル・オファリング」編集者としてガールズたちの憧れの存在であったハリエット・ファーリー(ソニン)との出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、ハリエットもまたサラの文才を認め、二人はいつしか深い友情で結ばれていく。
しかし、工場のオーナーであるアボット(原田優一)は、競合の出現によって業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。
それは、ガールズたちにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。
ファクトリー・ガールズ達が動揺に包まれるなか、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」のライターのシェイマス(寺西拓人)との出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じる事を決意するサラ。
一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラー(戸井勝海)と甥のベンジャミン(水田航生)は、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。
いつしか2人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。
様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリー・ガールズたちが闘いの末に辿り着く未来とは…
【キャスト】
柚希礼音、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、平野綾、水田航生、寺西拓人、松原凜子、谷口ゆうな、能條愛未、原田優一、戸井勝海、春風ひとみ、他
【スタッフ】
作詞/作曲:クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー
脚本・演出:板垣恭一