特撮のDNA-ゴジラ 特撮の科学展-【福岡市科学館】2023年
開催終了 大濠・六本松エリア
「特撮」とは特殊技術撮影の略称で、その技術を用いた特撮映画は誕生以来、多くのファンに愛されています。
近年はCGやデジタル技術を駆使した映像が当たり前になりつつありますが、かつては美術スタッフが市街地や山並みのミニチュア・セットを建て、造形師が怪獣などのスーツを作り、そのスーツにアクターが入って演じ、映像に命を吹き込みました。ギニョールと呼ばれるハンドパペットのような小型の造形物や、何十人もの技術者が操演する巨大な造形物が使われることもありました。こうしたアナログ技法で映像を作り上げるには、初期段階で試行錯誤しながら描かれるスケッチや、造形物のひな形等が重要な役割を担いますが、CGを駆使した最新の映画でもその重要性は変わっていません。
本展では、昭和の時代から現代まで進歩を続ける特撮を、ゴジラを始めとする東宝特撮映画の撮影に使われたスーツや造形物、細部まで緻密に作りこまれたミニチュア・セットなど「本物」の資料を通して「特撮の魅力」を紹介します。
無限の挑戦を続けるクリエイターたちの思いを、ぜひご体感ください。
【特撮のDNA-ゴジラ 特撮の科学展- 関連イベント】
5月6日(土曜日)映像の魔術・特撮 雲海づくりを体験しよう!
カメラを通して生まれる「リアルな世界」が目の前に!?綿やチョークで、雲が一面に広がる大空をつくってみよう!!特撮美術の三池敏夫氏による特撮ワークショップです。
【講師】三池敏夫氏
【日時】2023年5月6日(土)①10:00~11:30 ②13:30~15:00
【定員】各回50名
【対象者】小学生以上(推奨)
【参加方法】申込フォームより事前申込制です(先着順)
【料金】無料
【場所】福岡市科学館6階サイエンスホール
※申込詳細はこちらでご確認ください。