福岡シルクロード展【はかた伝統工芸館】2022年
開催終了 百道・早良エリア
大陸との玄関口であった福岡は、鎌倉時代より絹織物が織られており、博多織の産地でもあります。
その地で育った蚕の糸を使い、分野の異なる二人の作家がコラボに挑戦しました。博多織伝統工芸士・荒木希代氏とクリエーター・甲斐ゆきの氏が、絹糸という共通素材で異なる技法を用いて8つのテーマで表現した作品展です。
<テーマ>
春・蝶・蜘蛛・蘭・青い鳥・モノトーン・原点・紅葉
<アイテム>
博多織
着物、帯、大判ストール、ストール風カーディガン、スカーフ
クリエーター
博多織カーディガンのセットアップ用ネックレス、ブローチ
着物・帯とコラボさせたヘアアクセサリー兼オブジェ
<荒木希代プロフィール>
2008年博多織デベロップメントカレッジ入学、2010年同校卒業後、着物制作開始。 2011年同校同期生の大内田明子さんと養蚕から博多織までの一貫生産を目的とした活動“まゆ姫の夢“プロジェクト開始。全国伝統的工芸品公募展「内閣総理大臣賞」をはじめ数々の賞を受賞。
着物や帯を制作した後に残る糸やその糸で織った生地を使ったアクセサリーや服飾のブランド「CO.COON」設立。
<甲斐ゆきのプロフィール>
2000年スクール開講、装飾クリエーターとして作品販売を開始。
福岡市美術館にて美術協会展に出展。
大興善寺「契園」、銀座三越、日本橋三越など様々なイベント、展示会に作品を出展。
立体刺繍の技法で、2021年より福岡の伝統的工芸品「博多人形」とのコラボ作品の制作をスタート。