舞踊劇『御伽ノ介絵巻 其の壱 ~桃太郎編~』【福岡市立南市民センター】2022年
開催終了 南エリア

日本の伝統を未来に繋ぐ!
おとぎ話×落語×日本舞踊×クラシック音楽が織りなす舞踊劇『御伽ノ介絵巻 其の壱 ~桃太郎編~』 福岡初上演!
誰もが知っているあの昔話が、形を変えてよみがえります。
おとぎ話、落語、日本舞踊、クラシック音楽のコラボレーションでお届けする新感覚舞踊劇 『御伽ノ介絵巻 其の壱~桃太 郎編~』。
日本昔ばなしの代表格ともいえる桃太郎を題材に、日本に伝わる精神美徳や文化的特徴を改めて見出すきっかけを分かりやすいストーリーに乗せて、優雅で力強い日本舞踊と軽妙でテンポよい落語家の語りで表現します。
さらに、楽しいアニメーションと優しいクラシック音楽の生演奏が 加わった盛りだくさんのステージです。
昔々、あるところであった鬼退治のお話が、数百年後の現代に形を変えて蘇ります。
『御伽ノ介絵巻 其の壱 ~桃太郎編~』ストーリー
日本昔ばなし“桃太郎”は、きびだんごと引き換えに犬・猿・キジをお供に連れ、鬼退治へと向かうお話です。
このお話の中では「桃太郎」が健康を、「犬」は恩を忘れない仁徳、「猿」は知恵、「キジ」は勇気、「きびだんご」は富(富を分け合う精神)を表しています。そして、五つの要素を備えた桃太郎が鬼を退治できるというストーリーになっています。
本作品では、授かった子供が成長していく過程の中でその子の健康を一番に考えること。そして、感謝を忘れない仁義、自身で考える力・知恵、困難に立ち向かう勇気、皆で喜びを分かち合う心を持ち合わせてほしいという思いを桃太郎の話に重ねました。それらを持ち合わせた時、どんな災いにも立ち向かっていく心を育くんでほしいというメッセージも込めています。
出演者プロフィール
●梅川壱ノ介(うめかわいちのすけ)
舞踊家。大分県日田市出身。
東京バレエ団にてキャリアをスタートさせ、2007年国立劇場歌舞伎俳優養成所を経て歌舞伎俳優となり研鑽を積み、その後に多大な影響を受ける人間国宝坂東玉三郎氏と出会う。 2016 年に日本舞踊専門の舞踊家へと転身し、国内外での公演に出演。古典と現代アートの融合作品も手掛ける。
2019年には、ギリシャのアテネフェスティバルの一環であるワークショップにて日本人初の日本舞踊の講師に選出。ギリシャ日本大使館主催の修好120周年公演も成功させる。司会やモデルとしても活躍するほか、水郷ひた観光親善大使も務める。
●三遊亭鳳志(さんゆうていほうし)
落語家。大分県玖珠郡玖珠町出身。京都学園大学(落研在籍)卒業。
三遊亭鳳楽師匠の 人情噺に感銘を受け、 2000 年 4 月入門。大師匠五代目円楽から鳳志の名をいただき、 2004年3月ニッ目昇進。2008年にさがみはら若手落語家 選手権審査員賞受賞、第3回東西若手落語家コンペティション一位通過。2009年3月に真打昇進。2010年には大分県玖珠町メルヘン大使に任命される。
● 松坂奏輔(まつざかそうすけ)
ヴァイオリニスト。福岡県 福岡市出身。
5歳よりヴァイオリンを始め、太期晴子氏に師事。1997年よりベルギーに渡る。ブリュッセル、ルーベンにてヴァイオリンを川口エリサ氏に、室内楽をルール・ディルティンス、エティエーヌ・シーベンス、ライナー・ホフマンの各氏に師事。2003年、ドイツでリサイタルデビューを果たした後、 ヨーロッパ各地で本格的な演奏活動を開始。日本でも、東京、福岡でこれまでに定期的にリサイタルを行っている。
2008年より主な活動の拠点を欧州から日本に移し、 2009年に デビューソロアルバム「ツィゴイネルワイゼン」をリリース。 現在は日本国内外問わず、ピアニスト、徳あおい氏と共に繰り広げるヴァイオリンとピアノの珠玉のデュオと題して多数の公演をこなし、またオーケストラとの共演、室内楽の演奏活動、 TV やラジオ出演、講演等多岐にわたる活動を展開中。
●林紋子(はやしあやこ)
ピアニスト。福岡県福岡市出身。
三歳よりヤマハ音楽教室でピアノと作曲を学ぶ。国内外でのJOC ジュニアオリジナルコンサート、 TV 番組等に多数出演。数々のコンクー ル受賞歴をもつ。
現在は短期大学 2 校で非常勤講師を務める傍ら、福岡フラウエンコー ル、ウィッチ くるっとコールの専属ピアニストとして活躍。九州交響楽団の公式伴奏員やオーケストラ内の鍵盤楽器も担当。
関連企画「おどってみよう!小学生対象日本舞踊ワークショップ」
公演に先駆けて、日本舞踊のワークショップを開催します。
歌舞伎や舞妓さんの踊りを思い浮かべてみてください。
日本の伝統舞踊を通して、日ごろあまり意識することがない「背筋」を伸ばしたカッコいい立ち姿やしなやかで美しい動きを楽しく体験してみませんか?
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