富澤大輔写真展『字』【LIBRIS KOBACO】2022年
開催終了 大濠・六本松エリア




言葉にならない言葉
言葉に出来ない感覚
富澤大輔の写真を見ると
わたしの体の中の言葉や感覚を手探りで探すのだけれど、いつも探すことが出来ずに歯痒さを覚えながらもまた写真集のページをめくります。
そう、
ありきたりな陳腐な言葉では違うような気がしてしまうからです。
今も、そしてこの瞬間も、
わたしの目は言葉にならない何かを、
そして言葉を探しながら富澤の写真を見てしまう‥
ただ美しいではなく
ただかっこいいでもなく
そのもっと先の写真表現とは‥
大手門の桜が満開の美しい3月。
昨年に引き続きLIBRIS KOBACO春の展示は、富澤大輔写真展『字』。
みなさまと一緒に富澤大輔の写真の言葉を探せたら‥わたしはそう願っています。
富澤大輔写真展
『字』
昨年4月の『新乗宇宙』の展示からまだ1年も経過していないスピードで新作の写真集と作品を持って福岡に帰ってきてくれる富澤大輔さん。
今展『字』は、富澤さんのLIBRIS KOBACOで開催するニ度目の企画展であり新作の写真展示です。
富澤大輔プロフィール
1993年 台湾/高雄に薛家の長男として生まれる
2003年 父死去 形見としてニコンFG を譲り受ける
2009年 中学卒業 単身渡日し母方の姓「富澤」を名乗る
2011年 ローライ35を神保町のカメラ太陽堂で購入
2013年 千葉県立幕張総合高等学校卒業
台湾に帰省 旅館で住み込みをしながらテキ屋に混ざり屋台を引く
深山にて茶器を焼く手伝いの最中、犬に襲われ治療のため再び渡日
2014年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科に入学
2016年 第15回写真1-WALL ファイナリスト
2017年 第16回写真1-WALL ファイナリスト
2018年 個展「フラグメント」福島
2019年 写真 「GALAPA」刊行
個展「記憶編移寫眞」台北
写真 「Peer Gynt」刊行
2020年 写真集「新乗宇宙」刊行
個展「新乗宇宙」東京
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科修了
個展「新乗宇宙」福岡
新聞「時代」刊行開始
個展「新乗宇宙」京都
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