【臨時休館3月15日~当面の間】特別展 ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華 大様式の形成と変容【九州国立博物館】偉大で華やかなフランス絵画の300年をたどる
2020年2月4日〜3月29日(臨時休館 2月27日~当面の間) 福岡市近郊エリア
【臨時休館のお知らせ】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、2月27日(木曜日)から当面の間、臨時休館とさなります。
再開時期は「九州国立博物館」ホームページ等でご確認下さい。
華やかなフランス絵画の傑作、油彩画69点と素描17点を展示、日本初公開作品多数
17世紀~19世紀までのフランス絵画の流れがわかる展示会
-東京富士美術館とルネ・ユイグ氏について-
1983年に開館した東京富士美術館は、開館記念展「近世フランス絵画展」に引き続き「栄光の18世紀フランス名画展」及び「フランス革命とロマン主義展」を通して、フランス絵画の歴史を体系的に紹介しました。開館したばかりの無名の美術館が、フランスの有名な美術館からすぐれた作品を多数借用できたのは、アカデミー・フランセーズ会員のルネ・ユイグ氏からの働きかけがあってこそのことでした。
また東京富士美術館は、ユイグ氏の助言をもとに16世紀のイタリア絵画から20世紀の現代美術にいたる西洋美術史を一望できる、たぐいまれなコレクションを短期間に形成しました。なかでもフランス絵画の充実ぶりには特筆すべきものがあります。ユイグ氏へのオマージュをこめて開催される本展には、フランスとイギリスなどの有名美術館が所蔵する作品に加えて、東京富士美術館所蔵の重要作品も出品されています。なお、1988年には、「東京富士美術館所蔵 永遠の日本の名宝展」が、当時ユイグ氏が館長をつとめていた、パリのジャックマール=アンドレ美術館で開催されています。
みどころ
フランス絵画の流れがよく分かる
17世紀の古典主義、18世紀のロココ美術、19世紀の新古典主義、ロマン主義を経て印象派誕生前夜までという、フランス絵画がたどった魅力あふれる3世紀を一望できます。
油彩画の傑作が目白押し
フランスのルーヴル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿美術館、イギリスのスコットランド・ナショナル・ギャラリーやドイツのベルリン国立絵画館及び東京富士美術館などから油彩画の傑作69点(うち17点は日本初公開)を集めました。
観察力や表現力の違いに注目
ルーヴル美術館と大英博物館が所蔵する、デッサン作品17点(うち16点は日本初公開)には画家の個性があふれています。
【お知らせ】
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